【じんましん(蕁麻疹)】
じんましんは皮膚の病気の中でもかなり頻度の高い病気です。赤い発疹や蚊にかまれたときのような膨らみができて、翌日には消えてしまいます。とてもかゆいです。原因はいろいろと考えられますが、調べてもわからない方が多いといわれています。
急性と慢性がありますが、1ヶ月以上にわたって繰り返すものを慢性じんましんといいます。
原因のわからないじんましんの中には自律神経の関係したものが多くあるように思います。特に慢性じんましんで治りにくいものにはストレスが関わっているものがあります。
当院では皮膚の治療をまず行い、ストレスの関与があるときはこころのケアを同時に行います。こころのケアはおもに精神科のお薬を使います。なおじんましんの皮膚科的な治療は、抗アレルギー剤の内服です。外用剤はひっかいて湿疹を作っている場合以外はあまりもちいることはありません。湿疹のない場合の外用剤はステロイドの入っていないかゆみ止めです。
- 抗アレルギー剤内服
- 外用剤はかいて湿疹になったとき。
- 湿疹のない時の外用剤はステロイドの入っていないかゆみ止め外用剤。
- ストレスとの関連が深い場合は精神科のお薬の併用
はしろクリニック 皮膚科・心療内科・精神科・内科 大阪 梅田
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