【乾 癬】
乾癬は皮膚の表面が赤くなり、フケやアカのようなものがポロポロと落ちる病気です。慢性の皮膚疾患でなかなか治りにくいといわれています。皮膚の細胞の入れ替わりが速くなっていることがわかっています。原因はまだはっきりしていませんが、免疫の異常と考えられています。
乾癬はまだ日本ではそれほどストレスとの関係がいわれていませんが、欧米ではストレスとの関連する病気といわれています。また一度なるとなかなか治りにくいので欧米では精神的につらくなる人が多いのです。
当院では皮膚の治療を行いますが、ストレスの関与する場合はこころのケアも同時に行います。こころのケアはおもに精神科のお薬を使いますが、心理療法も行うことがあります。なお乾癬の皮膚科的な治療は、軽症では副腎皮質ステロイド外用剤やビタミンDの外用剤を用います。広範囲になると免疫抑制剤の内服やビタミンAの内服などを行う場合もあります。漢方薬を併用することもあります。
- 副腎皮質ステロイド外用剤やビタミンDの外用剤。
- 漢方薬の併用。
- 広範囲の例では免疫抑制剤やビタミンAの内服を行うことも。
- ストレスとの関連がある場合は精神科のお薬や心理療法の併用。
はしろクリニック 皮膚科・心療内科・精神科・内科 大阪 梅田
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